UoPeople卒業後の就職活動一例

University of the People

どうも、Fumiです!

私は、今現在アメリカの会社の下請けのような形で仕事をもらい働いています。内容は詳しく書けない部分もありますが、日本的に言えばデータ処理という言葉が当てはまるような業務内容です。

今回は、UoPeople (University of the People) でHealth ScienceのAssociate degreeを取得した後、私がどのように仕事を得ることができたかについて書いていこうと思います。

まず、始めに私が就職を考えたときに意識していた点と、UoPeopleでの経験が今の業務内容にどのように影響しているかについて紹介したいと思います。

就職活動の際の意識点

日本には新卒一括採用という習慣があり、専門性が必要とされる職業は別として、自分の学部の専攻とは関係のない分野の職種でも就職することが可能な場合があります。

しかし、海外の企業を就職先として探す場合、海外の企業では即戦力が求められるため、自分の専門分野が自分の目指す職種に一致している必要があります。

さらに、採用段階である程度の職業経験が新卒者にも求められるため、大学在学中にインターンなどを行い、自分には戦力としての資格があることをアピールする必要があります。

UoPeopleの専攻の中でComputer Scienceは非常に実用的で、インターンを含め就職先を見つけやすい学部ですが、私が専攻していたのはHealth Science(健康科学)の内容は抽象的で職業分野を絞りにくい専攻であったため、どのように大学で取得した学位を就職に生かせば良いのか悩ましいところでした。

UoPeopleと私の現職種との関連性

私が今行っている業務は、海外企業のデータ処理なので、私の専攻であるHealth Scienceとは関係がありませんが、UoPeopleで得たライティングとリーディングの英語力は非常に役に立っています。

基本的に仕事のチーム内のチャットやメールは英語で行っており、仕様書も英語で配布されるためUoPeopleでの経験がなければ、仕事についていくことができなかったということは簡単に想像できます。

※ UoPeopleでは、講義が教材のリーディングおよびエッセイのライティングで進行されるため、全体の英語力を上げるためには個人でリスニング・スピーキングの機会を作る必要があります。オンライン英会話サービスなどを利用してこの2技能を伸ばしていく必要があります。

以下のサービスが、料金・受講回数などを考慮した際におすすめです!




次に、私がどのように仕事を見つけたかについて紹介したいと思います。

結論から言うと、LinkedInを活用すると言うものです。

LinkedInとは

Linkedinはビジネス特化型のSNSで、登録者がそれぞれのビジネスのネットワークを広げるために利用されているサービスです。

リクルーターが登録者のプロフィールをもとに仕事を紹介したり、登録者が求人を検索する機能もあり、自分の興味のある職種に応募できるリクルートサイトとしての機能も持ち合わせたサービスでもあります。

日本の会社員や学生の中にもこのSNSのアカウントを持っていたり、実際に利用している人もいると思いますが、海外ではこのLinkedinがビジネスのネットワークを広げるために日本以上に活用されています。

海外求人を探すためのLinkedInの有効性

  1. UoPeopleの在校生・卒業生が多い

LinkedInでは出身大学や現職を紐付けて自分に関係の深そうな人物や企業などが表示されます。

UoPeopleの卒業生・在校生の中には有名企業で働いている人も多いため、自分の興味がある企業にUoPeopleの在学生がいれば直接コンタクトをとって企業に関する情報を得る機会がもてます。

  1. リクルーターから仕事を紹介される

LinkedInでは自分のプロフィールを職業経験や能力を含め、細かく記載しカスタマイズすることができるため、そのプロフィールを見たリクルーターから仕事の紹介のメッセージが送られてくることもあり、自分の中に無かった新しい仕事の提案も受け取ることができると言う点で、LinkedInは自分の仕事の選択肢を広げる可能性を持っています。

このLinkedinのプロフィールを作り上げるということが、私が仕事を受注することができた一番の要因だったと思います。

具体的なLinkedInの記載方法

私は、以下の点に特に注意しながらLinkedInのプロフィールを記載していきました。

  • 自分の小さなスキルの記載
  • 大学内でのGPA・受賞歴の記載
  • 推薦状

自分の小さなスキルの記載

今では当たり前のスキルかもしれませんが、Microsoft word, excel, power point (basic level)、大学で専攻したプログラミング言語 (Python, Java) の基礎Japanese (native)English (intermediate) などを記載しました。

日本語のネイティブで英語をカレッジレベルで使用できる人材はまだまだ不足していると思われます。UoPeople (海外のオンライン大学) 卒業の日本人であるというだけでも仕事を紹介されるケースも少なくはないでしょう。

私自身、英語・日本語の両方を使う仕事の紹介がたびたびLinkedIn経由で送られてきます。また、プログラミングを用いた就労経験がないにもかかわらず、プログラミングに関わる仕事の紹介が送られてくることもあります。

このことから、私がプロフィール上に記載したPythonやJavaの情報をもとにメッセージが送られてきていると推測できます。

つまり、Computer Science専攻で卒業した場合を例に取ると、LinkedInのプロフィールをしっかり記載しておけば、リクルーターからプログラミングの仕事の紹介を得やすくなるとも考えられます。

大学内でのGPA・受賞歴の記載

私は一応、成績優秀者としてUoPeopleのリストに載ることを目標に勉強していたので、GPAも自分のアピールポイントとして記載しました。

このGPAが今の仕事を得る際に優位に働いたかは分かりませんが、海外では学生がGPAを高くすることに力を入れているということも聞いていましたし、学生にとって、勤勉であることや物事への取り組み方を表す分かりやすい指標であるので、高GPAを取得し、LinkedInや履歴書に記載し採用の確率を少しでも上げようと試みていました。

推薦状

私は、卒業前のタームで取ったコースの教授に推薦状を書いてもらっていました。

LinkedInでは、書類などをアップロードできるエリアが設けられているため、そこにこの推薦状をアップロードしていました。

個人的には、この推薦状がLinkedInの自分のプロフィールを客観的な物にする大きな役割を担っていたと考えています

基本的にLinkedInは自分でプロフィール内容を記載するため、自己紹介欄などの自由スペースに書かれた内容は主観的になることも多くなります。その際、教授などの信用できる人物からの推薦状を添えることにより、その主観性に客観性を加えることができ、第三者がLinkedInのプロフィールを見た際に信頼度が上がると考えました。

(大学生活の中で、自分のことを推薦してくれる教授を見つけることは非常に有効です。英語の履歴書を書く際にReferences欄を設けることがあります。この欄は、自分のことを客観的に評価し推薦してくれる人とその人の連絡先などを記載します。私は、英文の履歴書を提出する際、推薦状を書いてくれた教授をこの欄に記載しました。)

これらのことを、LinkedInに記載したのち、多くはないもののLinkedIn経由で仕事の紹介のメッセージを受け取ることができるようになり、面談や適正試験などを数回受けた後に今の仕事につく形になりました。

(補足になりますが、時給は高く東京都の最低賃金の2倍はあるのではないでしょうか。)

まとめ

私がUoPeopleを卒業した後に、LinkedInを利用してどのように仕事を獲得したかについて紹介しました。

仕事内容もそれほど華やかなものではないですが、海外の企業の下、英語を使用する機会のある仕事を得ることができました。

今のところ、Health Scienceの専攻を生かすことができる仕事ではありませんが、海外のオンライン大学を卒業したからこそ、出会えた仕事でもあるので、この仕事は1つの良い経験としながら、自分の専攻を活かせるフィールドも同時に探していこうと今は考えています。

今回の記事が、UoPeople卒業生の一例になれば幸いです。

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